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営業職はきつい?辞めたいと感じる5つの理由と対処法!

営業職はきつい?辞めたいと感じる5つの理由と対処法!
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営業職はどうしても「きつい」「辛い」というイメージがあるとよく聞きます。

すでに営業職として活躍中の方でも、仕事がきつい・辞めたいと嘆いている人もよく見ます。

楽な仕事なんて中々無いとは思いますが、その中でも営業職がきついと言われるには理由があります。

理由によっては、その対処法も存在します。

今回は営業職がきついと言われる主な理由やその対処法についてまとめてみました。

営業職がきついと感じる理由を明確にし、対処することで、楽しい営業ライフを過ごせるかもしれません。

一部、営業経験25年の私の独自の視点も交えながらお話していきます。

今回は「営業職はきつい?辞めたいと感じる5つの理由と対処法!」と題してお送りします。

 

営業職がきついと言われる5つの理由


まず、営業職がきついと言われるのには様々な理由があるでしょう。

その中でもよく聞く5つの理由に分けてみました。

 

目標やノルマがきつい

営業職であれば、多くの企業が毎月の目標やノルマを設定しています。

その目標を達成できるかどうかが、自身の評価や昇進に直結してきます。

そのため、営業職にプレッシャーやストレスを感じる方も多いようです。

なかなか契約がとれない、成績が上がらないことへのストレス。

例え今月の成績が良くとも、ずっと続く保証も無いので、負担になり、辞めたいと感じてしまうのでしょう。

 

仕事上の人間関係がきつい

営業職の場合、他の業務に比べると多くの人と「コミュニケーション」を取る場面が多くなります。

顧客担当者、上司・先輩・後輩、他部所とのやりとりも必要になります。

顧客からのクレームなどの窓口となって怒鳴られたり、訪問しても冷たい態度をとられたりもします。

成績が悪ければどんなに頑張っていても上司や先輩に怒られることもあるでしょう。

とにかく顧客と自社を繋ぐパイプ役として、嫌でも「人間関係」は避けることはできない仕事です。

 

残業が多すぎて辞めたい

営業は顧客に訪問して商品を売るだけが仕事ではありません。

顧客のニーズや要望をヒアリングしたり、提案資料や見積書、会議資料などの書類作成、新しい商品の勉強など、多くの業務があります。

1日中、営業に出ていれば、帰社後には書類作成などが山積みで、残業しないと追いつきません。

みんなが帰っても一人残業をしていれば「きつい」と考えてしまうこともあるでしょう。

 

商品やサービスに不満を感じている

販売する上で、自社の商品やサービスに不満や不安を感じているケースも多いようです。

自身のノルマ達成のために、あまり勧めたくない商品を顧客に販売することは、真面目な人であればあるほど、ストレスとしてのしかかってきます。

自分が納得できない商品でも販売しなければいけないとき、「きつい」と感じてしまうことでしょう。

 

営業の本当の楽しさを知らない

営業職は、顧客に頭を下げて、頼み込んで自社の製品やサービスを購入してもらうイメージを持つ人も多くありません。

実際に、長年の付き合いや頼み込んで購入してもらう営業スタイルの人の割合も多く感じます。

プライドの高い人なら、頭を下げて買ってもらうだけでもストレスでしょう。

長年の付き合いで購入してもらっていると、転勤などで担当顧客が変わった途端に売上が下落する営業マンもよく見ます。

このスタイルでは営業職がきついと感じてしまうのも当然でしょう。

 

営業がきついと感じた場合の対処法


営業がきついと思ってしまった場合、考え方や目線を変えて「ポジティブ思考」になることが重要です。

ただし、一度きついと思ってしまった場合、自分の力だけで抜け出すのは難しいこともあるので、上司や先輩に相談してみましょう。

 

ノルマや目標は自己成長の目安と考える

確かにノルマや目標を達成するのは大変です。

ですが、逆に目標がなければ永遠に達成感が得られないんです。

ノルマや目標を「自身の成長を量る目安」とするというポジティブ思考で考えてみましょう!

ポジティブに考えることで、目標を達成するためのアイデアや工夫が思いついてくるでしょう。

そして、好循環のサイクルを作り上げると営業は意外と楽しくなりますよ。

⇒営業マンの目標達成に必要な思考法

 

人間関係は最大限活用しよう

営業職だと顧客はもちろん、社内の上司や先輩、他部所の人達との人間関係は避けて通れません。

避けて通れないのであれば、「きつい」と逃げるのではなく、自分の業績達成の為に最大限の協力をしてもらいましょう。

顧客には商品を購入してもらい、上司や先輩にはアドバイスや同行をお願いして、他部所の人にはサポートや社内業務の代行など、自身の業績達成の為にどんどん動いてもらう意識が大切です。

自身のノルマや目標は、自分だけでやる必要はありません。

いかに周囲の人達を巻き込んで達成にもっていくかが大切です。

 

営業スキルを上げて仕事の仕方を改善する

残業しないと仕事が終わらないときもあります。

ですが、世の中も変化し、仕事量は増えても残業を減らさないといけない時代になってきました。

自分の仕事内容を見返し、営業スキルを向上させることで、仕事の仕方を工夫することも必要です。

客観的に自身の仕事のやり方を見直してみると、意外と改善するポイントが見つかることがあります。

改善することで、今まで時間がなかったり、時間がかかっていた仕事を大幅に短縮することができたりします。

 

商品やサービスよりも自分を売り込もう

自社の商品やサービスに特徴がない、売れる気がしないと感じているのであれば、自分自身を顧客に買ってもらいましょう。

実際、世の中には便利な商品やサービスが溢れかえっています。

顧客も商品を比べても大差がないと感じているでしょう。

商品やサービスに差がない場合、顧客にとってのメリットは営業マンの違いです。

商品が同じだったとしても、必要ない商品を売り込んでくる営業よりも、顧客のことを考えて改善策となる商品を提案してくれる営業の方が顧客にとっての価値は大きく変わってきます。

商品の価値よりも、あなたという営業に価値を感じてもらえるように改善してみましょう。

 

営業の楽しさを知ろう!

ある意味一番大事なポイントかもしれないのが、「営業の楽しさを知る」ことかもしれません。

なんといっても営業の醍醐味は、自分の提案によって顧客の悩みや困り事を改善・解決することです。

それが出来た時、顧客は会社ではなく、あなたに感謝してくれます。

顧客がいつもあなたを頼りにしてくれるという環境を作ることができるのは「営業職」だけでしょう。

自社にとっても「営業」が商品を売ってくれないと利益は絶対に出ません。

なので、目標達成が成績に直結するのも営業の特徴です。

恐らくあなたの周囲にトップセールスがいるのであれば、そのトップセールスは楽しそうに仕事をしているはずです。

もし、上司や先輩、後輩でも構わないので、トップセールスと自分との違いを見つけ、真似をすることで自分も営業の楽しさを知ることができるようになるでしょう。

 

それでも営業職がきついと感じるなら


もし、営業職がきついと感じ、ポジティブ思考で色々やってみたけどやっぱり辛いと感じてしまうなら、あなたに営業職は向いていないのかもしれません。

そんな時には、営業職にこだわらず、部所異動や転職を考えてみるのも選択肢のひとつです。

営業職で得た経験を活かせる職種もありますので、前向きに検討してみるのもありですね。

 

まとめ


営業職はきついこともたくさんあります。

辞めたいと感じてしまうこともあるでしょう。

ですが、それ以上の「楽しさ」や「やりがい」があります。

あなたが「きつい」と感じた場合には、その理由を明確にして、対処法を参考に改善してみてください。

周囲の尊敬できる上司先輩やトップセールスを参考に、自身の営業スキルを磨いたり、仕事の工夫をしてみましょう。

それでも難しい場合には「新たな道」を探すことも可能です。

今回は「営業職はきつい?辞めたいと感じる5つの理由と対処法!」と題してお送りしました。

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