会社を辞めたいけど辞められない。
その中には、退職することを上司や社長に話したら「人手不足」を理由に止められたというケースがあります。
会社を辞めたいけど、今までお世話になった会社や上司、同僚が自分が辞めることで大変な思いをする。
場合によっては「人手不足なのに辞めるのは無責任」、「自分の都合で辞めるなんて非常識」と言われて辞めることを踏みとどまってしまう人もいます。
今回は「会社辞められない理由が人手不足?辞めたら非常識?」と題して、そんな悩みの解決方法をお伝えしていきます。
Contents
会社辞められない理由が人手不足は気にするな!
【今日のイケハヤ大学(@IHayato)|"会社を辞めたいけど辞められない"という相談】
👨💼👩💼<人手不足、辞めたら迷惑、無責任…
・従業員が一人辞めただけで潰れる会社ってヤバすぎ
・一人辞めたくらいで困るような会社は経営者が無能
・そこにいても成長は見込めない→さっさと転職や独立すべし!! pic.twitter.com/ieT6SwWN6R
— ざき (@zakichaan__) April 8, 2019
会社を辞められない理由に「人手不足」が原因と悩んでいる方がいます。
結論を言うと、人手不足の原因は「あなたの悩み」ではありません。
ですので、あなたが悩む必要も気にする必要もありません。
その理由について解説していきます。
人手不足は会社の責任
あなたが会社を辞めることで人手不足になって困るのは会社です。
あなたが責任を感じる必要はありません。
あなたが辞めることで人手不足に陥るのは、その会社の経営方法が間違っているだけです。
人手不足は会社が考える問題で、あなたが考えて解決できることではありません。
会社や上司に引き留められる
あなたが辞めたいと告げた際に、会社や上司、同僚に「辞めないで欲しい」、「辞められると困る」と引き留められることがあります。
ここで「私を必要としてくれている」、「自分が辞めることで迷惑をかけてしまう」と勘違いしてしまう方がいます。
他人があなたを引き留める理由の多くは、あなたの為ではなく、自分たちが大変になるからです。
誰もあなたの人生を保証はしてくれません。
あなたの人生を決めるのは「あなた」です。
あなたが居なくても会社はまわる
「自分が辞めたら皆が大変になる」などと周囲の人の環境を気にして辞められないという方もいます。
それは「自意識過剰」なだけか、「優しすぎる」からです。
実際のところ、会社はあなた1人が居なくなったからといって潰れません。
明日、急に1人の社員が会社に来なくなってしまったからと、会社が潰れるような状況であれば、その会社自体が危険な状態です。
さっさと辞めましょう。
人手不足の会社を辞めるのは非常識?
【今日のイケハヤ大学(@IHayato)|"会社を辞めたいけど辞められない"という相談】
👨💼👩💼<人手不足、辞めたら迷惑、無責任…
・従業員が一人辞めただけで潰れる会社ってヤバすぎ
・一人辞めたくらいで困るような会社は経営者が無能
・そこにいても成長は見込めない→さっさと転職や独立すべし!! pic.twitter.com/ieT6SwWN6R
— ざき (@zakichaan__) April 8, 2019
たしかに人手不足の状態であなたに辞められるということは会社にとっては困る状況になるかもしれません。
ですが、会社を辞められない理由にはなりません。
中には「こんな状況なのに辞めるなんて非常識だ!」と責められるのでは?と心配される方もいます。
ですが、人手不足で辞めることが「非常識」ではありません。
あなた自身も「非常識」と感じるような、「会社を辞めたいので、明日から来ません」なんて対応はせず、スムーズな退職手続きをすればなんの問題もありません。
会社を辞めると告げるタイミング
会社を辞めたいと思った際には、当然次の予定が建っているはすです。
次の働き先が決まっていないのであれば、自分の為にまずは転職準備をしましょう。
寿退社などであれば、いつ頃辞めるかを決めておきましょう。
その上で、辞めたい日のおおよそ1~2カ月前に告げておけば、問題にはなりません。
会社には社内規定として退職についての規定もあるはずですので、事前に確認しておきましょう。
辞める理由を会社の不満や文句にしない
辞めたいと話した場合、会社を辞める理由を必ずといって良いほど聞かれます。
その際、もう辞めるから鬱憤を晴らすつもりで、会社の不満や文句を言いたくなる方もいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。
鬱憤を言う相手は会社の経営者か上司になるでしょうから、会社を悪く言われることは、残る人にとって嬉しい話ではありませんので、相手の態度が硬化する可能性があります。
また、「あなたの考え」を否定して説得しようとする可能性もあります。
実際のあなたの辞める理由は相手には関係ないので、嘘でもいいので自己都合であることを伝えるようにしましょう。
辞める時は相談ではなく報告をする
辞める場合は、自分が辞めると決心してからにしましょう。
「辞めようかと思っている」といった相談をしてはいけません。
辞められては困る相手側にすれば、様々な理由を付けて引き留めに入ります。
優しい言葉をかけたり、辞めた後の不安を煽ったり、時には激情する人もいるでしょう。
あなたが中途半端な状態であれば、引き留めを拒むことができず、ズルズルと引き延ばすことになりかねません。
上司に話す際には、「一身上の都合で〇月までに辞める事にしました」といったようにハッキリと報告しましょう。
会社の退職規定に違反していない範囲であれば、引継ぎを含め問題にはなりません。
その期間内で後任が居ない、引継ぎができないのは「あなたの責任」ではなく「会社の責任」なので期間を伸ばしたりすることは「会社が非常識」になります。
くれぐれも「感情」に流されないようにしましょう。
相手が強硬姿勢の場合は…
こちらが強い決心や正しい手順で退職する意思を伝えても、中には怒声や脅迫めいた対応で引き留めにくる場合もあります。
そうなったら、あなたにどんなに強い決心があっても…恐いですよね。
私も上司に「お前は何も解ってない!」と1時間説教されたことがあります。
そのような状況になった場合は無理はせず、その場は引き下がりましょう。
もし1人で解決できないような場合は、労働基準監督署や弁護士に相談する方法もあります。
弁護士が行っている「退職代行サービス」を利用する方法もありますので、自分だけで悩まないようにしましょう。
まとめ
Schoo『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』著者:井上 智介さん 会社に潰されない方法をメンタル産業医の井上智介さんから学ぶ』#Schoo #グラレコ @schoo_inc @yuka_nakata_ @kato_producer @tatakau_sangyoi @wavepublishers pic.twitter.com/XblnMcFe6N
— ネコっち | 超速グラレコで内なる才能と熱量を見える化する猫 (@flytetyme2) November 3, 2021
会社を辞められない理由が人手不足の場合は、あなたには何の責任も無いので、辞める事が非常識と悩む必要はありません。
辞める時期を明確にして、しっかり準備をした上で、早めにハッキリと辞める意思を伝えましょう。
辞めると決めたのならば、自分が曖昧な状態で上司に相談をしたり、会社への不平不満を退職理由として話すのだけは避けるようにしましょうね。
今回は「会社辞められない理由が人手不足!辞めたら非常識?」と題してお送りしました。