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無駄が多い会社の仕事!減らない理由と損するのは社員だけ

無駄が多い会社の仕事!減らない理由と損するのは社員だけ
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会社の業務の中には結構無駄と思える仕事って多くないですか?

誰しもが一度は思ったことがあると思いますが、何故か一向に減らないという事実…。

私も「この仕事ってやる意味ある?」と思う仕事を多々やってきました。

時には仕事を無くす為に上司に意見を上げてみたこともありますが、全く減りませんでした。

実は、そこには減らない理由があり、無駄が減っても減らなくても、損をするのは社員だけなんです。

今回は「無駄が多い会社の仕事!減らない理由と損するのは社員だけ」と題してお送りします。

 

無駄が多い会社の仕事と減らない理由


社会人になって「無駄な仕事が多い」と感じることが多々あります。

誰もが無駄とわかっていながら、何故か減らない理由。

結論から言うと、経営者と従業員の考え方の違いです。

少し深堀していきます。

 

無駄が多いと感じる仕事って?

私自身も感じたことがありますが、無駄な仕事と思うことって結構ありますよね。

簡単に列挙してみましょう。

 

会議に関わる業務

どこの会社にも多かれ少なかれある「会議」。

そもそも会議自体が無駄という意見も多いですが、そこに関わる業務も馬鹿にはできません。

会議のための場所の確保や日程案内、スケジューリング、会議資料の作成、各自の時間拘束。

会議が終わってみれば、各発表者の自己満足のような内容…。

会議が終わると社員間では「この会議やる意味あったの?」というささやき。

 

無駄に長い朝礼・夕礼

私も経験ありますが、始業時間前から全体、次に部門ごと、そしてグループで朝礼や夕礼。

しかも中身のない、個々の今日の予定や結果報告会…。

「この時間で顧客訪問2件は行けるわ!」と叫びたくなったこともあります。

 

紙文化、ハンコ文化

これは日本文化といってもいいのかも知れませんが、何をするにも紙書類に印鑑が必要。

最近になって電子化も進みつつありますが、何故か書類に印鑑もらって、スキャンして電子保管。

電子化になって、仕事が減るどころか、むしろ増えているなんて会社もあるようです。

 

無駄な電話やメール

携帯電話やメールの普及によって、効率化や生産性向上されるかと思いきや、無駄だらけ。

新入社員教育で懇切丁寧なメール文を教えられ、丁寧かつ失礼のないような文面を長々と書く。

送信したら何故か電話連絡でメール受信の確認をする始末。

端的に要件を伝える事がメリットのメールやSNSの文面入力にかなり無駄な時間を費やしています。

 

意味もなく発生する残業

これはする側にも問題があるかもしれませんが、毎日発生する無駄な残業。

午後から事務所にいるのに何故か残業しないと終わらない仕事って。

最近は減っているのかも知れませんが、上司先輩より先に帰れない、残業しないと白い目で見られる。

まさに時間と経費の無駄でしかありません。

ある意味、他の無駄な仕事が減れば残業も減るかも知れませんね。

 

会社の無駄な仕事が減らない理由

社員にとって、会社の無駄な仕事は減らしたい、無くして欲しいのが当然です。

ですが、何故無くならないのでしょう?

それは、会社(経営陣)にとって、無駄な仕事を減らすことに力を注いでもリターンが少ないから。

サービス残業がいい例で、帰りにくい環境で渋々残業していても会社は気にもしません。

過労死などの社会的な問題や制裁が出始めて、やっと重い腰を上げます。

社会的な問題は会社にとってデメリットなので改善します。

ですが、無駄な会議を何回していようが、メール文が丁寧で長かろうが、そこに手を打つ労力に見合うリターンが会社には無いんです。

多くの経営者にとって、本当に大事なのは利益であり、会社の業績が良ければ問題ありません。

社員の仕事内容が無駄かどうかは経営に影響しません。

問題なのは経営に関係のない管理職の人達です。

管理職にとって、自分の管理する部門の業績や取り組み内容が評価されなくてはいけないので、業績が悪くなればなるほど余計な仕事を増やしてきます。

施策だなんだと会議や打ち合わせを無駄に増やし、やる事を増やし、結果が良ければ自慢気に取り組み内容を報告します。

社員が上司に意見を伝えても同調しながら「仕方ない」と揉み消します。

社員が反発しても、上司が「評価」をする側であれば、そこまで反発できません。

これが日本の会社で「無駄な仕事が無くならない理由」です。

 

無駄な仕事が減っても減らなくても損するのは社員


ここで注意しなければならないのが、損するのは社員であるということです。

無駄な仕事を我慢して続けても、自分の時間と労力を消費するだけです。

愚痴をこぼしていても、何も変わらず、場合によっては上司や経営層の評価が悪くなります。

頑張って労力を使い、無駄な仕事を無くしても、会社はそれほど評価せず、また別の無駄な仕事が発生してきます。

これが現実です。

 

我慢や愚痴を言うなら自分で変えよう!

何もしなければ無駄な仕事は減りません。

我慢しようが、愚痴を言おうが変わりません。

だったら自分で変えるしかありません。

残念ながら評価は得られませんが、自分が無駄な仕事をする必要はなくなります。

一番大切な事は、自身の効率・生産性を上げて、業績に貢献することです。

結果があれば、誰も文句は言わなくなります。

 

それでも嫌われるなら辞めるだけ

社内環境を改善しようと思っても「嫌われるのでは?」と思って一歩が踏み出せない方は、下記リンクにあるビジネス書を一度読んでみるといいと思います。

私自身、この本を読むことで「考え方」を大きく変えることができました。

⇒ ビジネス書おすすめ5選!20代から40代まで使えるスキルが学べます

社内環境を良くしようと頑張っても、嫌われるだけで、「評価に影響する」「愚痴を言っているだけ」の人達しかいないのであれば、さっさと見切りをつけましょう。

そこは「あなたを必要とする場所」ではありません。

 

まとめ


会社にとって無駄な仕事とは「利益に繋がらない仕事」です。

ですが、社員が思っている無駄な仕事とは、会社にとって「どうでもいい」程度のことなんです。

減らない理由はそれだけです。

もし、あなたが無駄だと感じていて、周囲が愚痴を言うだけ、悪習を増やす存在しかいないのであれば、自身の生産性を上げる為に自ら変えてしまいましょう!

それでもダメなときは、長居は無用です!

今回は「無駄が多い会社の仕事!減らない理由と損するのは社員だけ」と題してお送りしました。

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