社会に出ると、何かと問題になるのが「対人関係」ですね。
社内や社外、顧客など、どこにいっても人との関わりはあるものです。
そして、この対人関係が苦手な人は少なからずいます。
人と接するのが苦手なのに入社したら営業になってしまった。
そんな状況を我慢しながら、仕事を続けるのは苦痛でしかないでしょう。
できれば人と接することのない仕事、人間関係を必要としない仕事、そんな仕事を探してしまいますよね。
私も営業になりたての頃は人間関係に悩まされた経験があります。
対人関係の少ない仕事はありますので、紹介していきます。
ですが、最終的にはオススメしないです。
それよりも、対人関係の苦手な人が克服する良い方法があります。
今回は「対人関係が苦手な人向けの仕事!オススメしない理由と克服方法」と題してお送りします。
対人関係が苦手な人向けの仕事!
2020年、本当にお世話になりました。
思えば2020年も本当に沢山の絵を描きました。
対人関係が苦手で絵とか漫画でしか居場所を作れない私ですが、そんな私が好きなものを描いて過ごせるのも、読者さんや出版社さんや印刷会社さん、本屋さんのおかげです。
2021年もよろしくおねがいしますm(_ _)m pic.twitter.com/TI0tNViVuR
— 三都慎司 / MITO SHINJI (@ShinjiMito) December 31, 2020
働く意欲はあるけど、対人関係が苦手で苦痛を押して仕事をしている人、何度も転職を繰り返している人、働くことが怖くなり働けない人、状況は様々ですが、悩みは同じでしょう。
そこで、対人関係が可能な限り少ない仕事を探してみました。
対人関係が苦手な人に向いている仕事内容
どんな仕事であっても、多少なりとも対人関係はつきまといます。
可能な限り対人関係を避ける場合は、単純労働・特化した職種・在宅ワークなどがあげられます。
その中で、自分に向いている仕事を探してみるといいでしょう。
対人関係が苦手な人向けの仕事10選
単純労働・特化した職種・在宅ワークの中でも特に対人関係が少ないと思われる仕事をピックアップしてみました。
1.警備員
警備員の仕事は、巡回・監視・点検といった内容が主な内容になります。
会社に所属する以上、全く人と関わりが無いわけではありませんが、巡回中などは一人でいることが多くなるため、人と関わる時間は少なくなるでしょう。
2.トラックドライバー
長距離運転であればあるほど、一人の時間が多くなるので、人間関係は少なく済むでしょう。
ただ、積荷の出し入れの際には取引先や社内の人と接する機会はあります。
また、拘束される時間も多く、体力に自身があったり、運転が好きな方向けになります。
3.工場作業
基本的に、決められた作業を淡々とこなす仕事なので、人と関わったり、会話する事は少ないでしょう。
機械のように、黙々と作業することに抵抗がなければオススメですが、肉体的には重労働の場合が多いです。
そして、誰でもできるような仕事なので、低賃金の場合が多いです。
4.新聞配達員
早朝や夕方に新聞を配達することがメインなので、人と出会う確率は少なく済みます。
対人関係は少なく済みますが、インターネットの普及などの影響で、将来的な不安も残ります。
5.会計士や社会保険労務士
士業の中でも人と関わることが少ない業種です。
顧客とのやり取りは士業の先生が対応するので、社内での書類作成などが中心の仕事になります。
社外との関わりは少ないですが、社内での対人関係は他の仕事より多い傾向があるので注意です。
また、書類作成などのスピードやスキルを求められるので、対人関係以外のスキルを求められる場合があります。
6.翻訳家
翻訳家は外国語を日本語に訳すことが仕事になるので、受注と納品以外はほとんど対人関係はないでしょう。
語学力が求められるので、ライバルも少ないですが、難易度も高いですが、在宅ワークも可能です。
7.Webライター
Webライターはインターネット上に掲載する記事を書く仕事です。
インターネットの普及により、仕事の受注もクラウドで行われることも多く、ほぼ人との関わりは必要ありません。
報酬単価は内容によってまちまちなので、いきなり高収入は難しいです。
コツコツと地道に仕事をこなすことが得意な方にはオススメです。
8.データ入力
データ入力はWebライターに比べて仕事内容は単純です。
正確に大量のデータを入力する作業が得意という方であればオススメです。
ただし、報酬単価は低い傾向があるので、正確に量をこなす必要があります。
ですが、対人関係については皆無に等しいほど避けられる仕事です。
9.プログラマー
プログラマーはプログラム言語を使って、システムを作成する仕事です。
プログラミングは今後必要とされるスキルの一つで、下請けであれば対人関係も少なく済みます。
非常にオススメですが、かなりの勉強が必要とされます。
対人関係が苦手でも、やる気や努力ができる人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
10.シール貼り
超絶単純作業です。
ですが、対人関係のない在宅ワークも可能です。
工場での作業の方が、比較的単価は高めですが、最近では転売業者のシール貼り代行もあるので、自宅でも可能です。
在宅ワークの場合は商品とシールを受け取って、シールを貼ってAmazonに送るなどの作業になるので、ある程度の仕事量をこなす場合は商品を預かるスペースは必要になりますね。
対人関係のない仕事をオススメしない理由と克服方法
シェアしたくなる話
『しんちゃんは正面を向いて笑わない』
彼はいつも横を向いて笑う。正面からの笑顔は下品に見えるからだ。つまり自分の魅せ方をよく知っている。自分というものをしっかり把握している。対人関係が苦手な人は、まず自分を知ることから始めよう。魅せ方、話し方は練習で磨けるよ。 pic.twitter.com/IvGJwbZZZ3
— Influencer侍⚡️メンタルメイク (@Influen01014380) February 12, 2022
ここまで対人関係の比較的少ない仕事を紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
ハッキリいって、私はオススメしません。
その理由を説明します。
対人関係が苦手な人にオススメしない理由
これまで紹介してきた仕事が決して悪いとは思っていません。
オススメしないのは、対人関係が苦手だからという理由の場合です。
どんな仕事であれ、少なからず対人関係はあります。
本当に対人関係が少ない仕事の多くは、はっきりいって機械でもできるような仕事か、将来性がない仕事になります。
当然、賃金単価が低く、場合によっては将来AIの発達によって本当に機械が代行する時代がきます。
結局、一時的に対人関係を回避できたとしても、違う仕事をすることになるでしょう。
プログラミングや翻訳家など、真剣に取り組めば高収入も狙える仕事もありますが、相当な努力が必要です。
その高い壁を乗り越える力があるのならば、挑戦してみるのもいいでしょう。
私も対人関係は「大の苦手」でした。
努めていた会社に行きたくなくて、目眩や倦怠感が続くこともありました。
ですが、あることをきっかけに、対人関係を避けることを辞め、対人関係を克服することにチャレンジしました。
結果、対人関係を克服することができ、対人関係は克服することが一番「速く」「簡単」だと気づくことができました。
対人関係が苦手な人向けの克服方法
私が対人関係を克服できた「きっかけ」はある本との出会いでした。
その本で学んだことを自分自身で実行した結果、対人関係が苦手であった私も克服することができたので、紹介します。
手順は簡単です。
対人関係が苦手な理由をメモに書き出す
まずは、対人関係が苦手な理由をメモに書き出してみましょう。
例えば、「話が面白くないと思われるのが嫌だ」、「上司が自分の話を聞いてくれない」、「先輩の威圧的な態度が怖い」など、思いつくものをどんどん書き出してみましょう。
このとき、できるだけ具体的に書くのがおすすめです。
「話すのが苦手」だけでなく、苦手なことで「何が自分にとって嫌になるのか」まで書いてみましょう。
書き出した理由を整理してみる
次に、書き出した理由を整理してみましょう。
整理する際は、その理由が「自分側」なのか「他人側」なのかです。
例えば、「話が面白くないと思われるのが嫌」、「上司が話を聞いてくれない」で考えてみます。
「話が面白くないと思われる」というのは自分側になります。
「上司が話を聞いてくれない」の場合は、上司という他人が聞いてくれないので他人側という感じです。
自分側について考えてみる
多くの場合、自分側については「〜と思われるのでは」「〜と言われるかも」という過去の経験などからくる、自身のイメージが強い場合が多いです。
他人から嫌われるのではないかと悩み、行動に移せない場合が多いです。
自分側の悩みは「自分の考えを変える」ことで意外と克服できる場合が多いです。
ポイントは「自分と他人の立場を逆にして考えてみる」です。
相手が笑ってくれない場合、自分が笑顔で対応していない。
相手が挨拶してくれない場合、自分が笑顔で挨拶できていない。
話が面白くないと思われる場合、自分が相手の話を面白いか面白くないかで判断しているか。
このような感じで逆で考えた場合、意外と自分が出来ていないことが多く、他人に求めていることが多すぎることに気づきます。
自分を変えることは自分でできます。
自分が出来ていないことを確認し、行動するだけで見える世界は大きく変わります。
他人側について考えてみる
次に他人側について考えます。
上司が話を聞いてくれない、先輩の嫌味が耐えられないなどがあった場合、極論ですが「他人を変えることはできません」
「なんで話を聞いてくれないんだ」、「あの言い方が嫌いだ」、「あの対応の仕方が嫌だ」と自分がいくら考えても、悩んでも他人を変えるのは難しいでしょう。
ここに自分の時間を使うだけ「もったいない」ので自分を変えることにだけ注力しましょう。
そして、全ての人が自分の思い通りになる訳がないことを再認識して、諦めましょう。
逆に嫌いな相手の良いところを探すと相手の印象が変わったり、そこを褒めることで相手の対応が突然変わる場合もあります。
まずは行動してみよう!
上記の内容で整理をしてみて、自分が変えるといいと思うところを見つけましょう。
そして、あとは行動あるのみです。
他人を気にして、他人が変わるのを待っても時間の無駄です。
自分で行動して、自分を変えていくことで周りが変わって見えてきます。
それでもダメなら逃げるが勝ち!
ますは自分の考えや行動を変えてみましょう。
それでも耐えられないような日々で苦しい場合は、「逃げましょう!」
自分の人生は一度きりです。
今の会社で、対人関係が苦手なのに、その仕事にしがみつく必要はないでしょう。
思い切って、自分にあった新しい仕事を探してみるのもいいでしょう。
まとめ
息子たちへ
どんなにコミニュケーションが苦手でも、対人関係に不安があっても、人を嫌いにならないでください。
あなた達を助けてくれるのは人です。
そして助けてもらった分だけ、あなた達も人を助けてください。
あなた達の世界が大きく広がりますように。
#発達障害
#息子達へ pic.twitter.com/wVXTZ8Xm9Q— くるみ(我が家の場合、愚痴と備忘録だよ 猫垢じゃないよ) (@w8uh1ewDTa2Olim) September 30, 2019
仕事をしていると何かと悩みが尽きない対人関係。
対人関係が苦手な人向けの仕事も無くはないですが、その分、誰でもできるような仕事が多いのでオススメはできません。
それよりも対人関係を克服する方法を身につければ、どんな仕事でも悩むことはなくなります。
ぜひ、対人関係の苦手を克服できることを願います。
ですが、無理だと感じたら逃げることも重要ですので、自分の人生を自分で選択していきましょう!
今回は「対人関係が苦手な人向けの仕事!オススメしない理由と克服方法」と題してお送りしました。